やすだ 😺びょうたろうのブログ(仮)

安田鋲太郎(ツイッターアカウント@visco110)のブログです。ブログ名考案中。

性愛

ミニマリズム的享楽

趣味にまつわる物事をミニマルな単位に分割し、その極小のものの集合として認識すると、素のまま楽しむのとはまた違った独自の享楽が醸成されてくる。今回はそういう話です。 たとえば野球の試合。あれは完全にミニマリズムの世界だ。ミニマリズムの世界とは…

さよなら救世主(;ω;)ノシ

メサイア・コンプレックスはユング心理学の用語だ。そして多くの概念がそうであるように狭義と広義があり、ここではジム・ジョーンズ、あるいは麻原彰晃がそうであったかも知れないような狭義の、誇大妄想的なメサコンは扱わない。 広義のメサイア・コンプレ…

オナニーもできやしない

※注意! このブログは中年男性のオナニーについて触れています。苦手な方はブラウザの「戻る」ボタンを押してください。 ところで、これまでの諸研究は、一番重要なことを不当に無視してしまっているのではないだろうか。それらが言及する人間の性、そして、…

羞恥心文明の衝突

僕の好きなフランスの小噺に、次のようなものがある。 年よりの司祭が、警察官をたずねて、もっときびしく風紀をとりしまってくれとたのむ。わけを聞いてみると、 「牛飼いの娘たちが、所もあろうに司祭館の前の川で、すっぱだかになって水あびをしているの…

上野千鶴子さんにジジェクのことを質問してみたこと、あるいは性被害を語るときの問題(読書日録より)

某月某日 呉智英『知の収穫』に収録されている「読書日録」のなかに、石光真清『城下の人』について述べた次のようなくだりがあった。 「この本には、著者の年齢を始めいくつかの不自然な点が散見する。だが、このことは証言につきものの錯誤や主観性の表れ…

この記事もモテるためである(『すべてはモテるためである』書評)

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂) 作者: 二村ヒトシ,青木光恵 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2012/12/02 メディア: 文庫 購入: 7人 クリック: 125回 この商品を含むブログ (36件) を見る 0.はじめに 1.二村ヒトシはフロイト派であ…

商品として見た『欲望会議』(シバエリ増量中)

欲望会議 「超」ポリコレ宣言 作者: 千葉雅也,二村ヒトシ,柴田英里 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/12/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る こんにちは、安田鋲太郎です。 『欲望会議』、話題になってますね。僕も読みました。ツイッタ…

素人童貞という不気味な男

昼休み、またピンクサロンに走り出していた 作者: 素童 出版社/メーカー: ぶんか社 発売日: 2018/11/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 素童『昼休み、またピンクサロンに走り出していた』。 一読して思い浮かんだ「料理法」は二つあった。…

恋愛と売買春が分かれる前の話

ささやかな疑問から始めよう。 ゲーテ『ファウスト』におけるマルガレーテは、通常は敬虔な女性と見做されている。罪を犯しつつも、深い悔悛によって天上界へと救済されるばかりでなく、その聖なる祈りによってファウストの魂をも救う。だが彼女をめぐる罪と…